南相馬復興大学第一回目、相双地方は久々に青空が見える夏日和になりました。二年目の復興大学は昨年から引き続き事業を行われる皆様と、今年より新たに参加なされた方々に分かれて行われます。
最終目標である、サービスエリアを中心とした新しい南相馬玄関口よりの「復興」であることを踏まえ、サービスエリア利活推進課課長からより事業計画のお話をいただきました。概要説明を受けイメージ作り及び目標像の共有を行えることができました。
「論理的思考能力、企画力、コミュニケーション能力の基礎」
今回は福岡よりお越しになられた林田暢明先生の講座が設けられました。
「林田暢明」プロフィール
1977年1月4日生、福岡県・北九州出身。2001年下関市立大学経済学部を卒業後、日本銀行に入行。その後、2003年に財団法人松下政経塾に入塾。在塾中は「新日本型政治・経済システムの構築」をテーマに、全国各地で研修実施したほか、ソウルでの日韓シンポジウム開催を携わるなど精力的に活動する。またその傍らで大学・非常勤講師(経済、金融、キャリア教育)を努めるなど、教育分野への関心も深めていく。
2005年、地球経済活性化を目的とした社会「Total Asian Organization Co,Ltd」を設立し、代表取締役に就任。アルバイトの経験すらなかった飲食店を軸に、地域におけるビジネス・プラットフォームのモデル事業となるTAO」をオープン。
2009年には、自らが大学在学中に設立したNPO「NPO法人エンジョイコミュニケーションズ」の理事・事務局長に再任。現在までに「Social Cafe」と題して、九州大学、九州先端技術科学研究所(ISIT)等と連携し、様々な地域活性化プリグラム、教育プログラムを企画、展開している。そのほか、福岡のまちづくり等を志向する若者の拠点となり、人と人をつなぐ新たなコミュニティとなっている。
この間、大学、専門学校を中心に常勤、非常勤講師を務め、教育関連に関する造詣、経験も深めている。
後半は昨年参加者と今年参加者の方とを交え、現状の課題及び必要な対策、支援、講座を6つの課題にわかれおのおののテーブルにて話し合いました。
特産品から新しい農産物、観光、南相馬から支援で入られた方々の意見などとても濃い時間が会場に流れました。
いつも終わったあとにアンケートをいただくのですが、今回は参加なされた方の声を載せたいと思います。
※人と人とのかかわりがとてもよく、新しいつながりができた!
※地元の皆さんのアイデアが豊富でプレゼンもうまい!
※(復興大学の)漠然としたイメージが少し見えてきた
※参加者メンバーとコミュニケーションも取れ、企画立案のノウハウを知れた
・・・・などなど。
復興大学が行われた翌々日・・
早速、デザイナーさんと紙折りのグループの方々との打ち合わせです。
震災前からの問題点、震災後の問題点は復興大学のワークショップでじっくり話し合っていますので、打ち合わせと言っても「これをやっていこう!」「こんなアイデアがある」と前向きなものばかりです。
そんな皆様の応援をしたく、復興大学の事務局が南相馬市原町区内に事務所を開きました。
スタッフが少なく留守にすることもしばしば・・
ですが前を通られたり「いた!」と思われたら「熱い?」事務所にどうぞお越しください。
駐車場は裏手にございますので、御止めになる際は一声かけてくださればご案内いたします。
基本、月曜~金曜午前9時~17時におります。
今のところスタッフが一人だけなものですから、所用の場合は留守な場合もございます。
その際は
08044392866 タカムラ
までご連絡ください。
お待ちしております。
南相馬市では「復興に資する人材の育成」を目的に「南相馬復興大学(復興人材育成プロジェクト)」を平成24年9月より実施してきました。
本年度の南相馬復興大学は8回の実施を予定しており、
「初級で一から」の方も
「中級でより詳しく知りたい」方も無料で学んでいただける講座です。
昨年度もご参加なされました皆様も
本年度から新たに参加されたい方も
どなたでもお気軽にご参加くださいませ。
【お問い合わせ先】
南相馬復興大学 事務局 担当:平崎
℡ 080-3721-8220
Eメール minamisouma-fukko@live.jp
【主催:業務委託元】
南相馬市サービスエリア利活用推進課 小林・宮田
℡ 0244-24-5301
Eメール servicerea@city.minamisouma.lg.jp